姚さん 研究指導メモ                          

 

(2012.11.14) 木本メモ
          ・レポート修正をしておくこと.特に,レポートの書き方に注意すること.
             自分の意見と,参考にした意見がはっきりと区別できるように書くこと
          ・木本から,「うつろい」を説明する
          ・白州次郎本 解説
          ・絵を書いてもらう.
          ・古川美術館会員登録
          ・(単なる備忘メモ→) 実習候補:斎藤工務店

(2012.8.23) 研究内容など 木本メモ

研究内容検討表

レポート課題




完了/未了
記入日
検討内容
  2012.9.2 色彩学会 全国大会 研究発表テーマ候補:
2014 中日色名比較
2014 日本色名の分析とそれに基づく中国色名の提案
     色譜,中国色名綜覧の色名を親しみのもてるように改良する

※ 研究の目的,特に,応用について,説明できるようにすること.
   例えば,専門家でなく,一般の人も理解しやすい色名を作るとか...
   他にも,分かってもらえ易い説明が有れば,良いですので,考えてみて下さい.
  9.2 レポート課題: 日本人の自然観について中国人と比較して述べよ.A4用紙10枚以上です.
   
今後のレポート課題
(予定)
審美観について,中国人と日本人とで比較して述べなさい.A4用紙10枚以上です.
  (木本の考え:日本人は四季の移り変わりにはかなさを感じるような審美観,その他の審美観も持っているが...
           中国人については,知っていない→書いて欲しい
               ただし,日本人と異なるのは,「」が重要なようです)
  参考までに,欧米人の審美観も考えてみると良い.
  アメリカ人の審美観?,ヨーロッパ人の審美観,イスラムの審美観も考えると面白い
    (参考) 人間観や人生観も関係がありそうだが,考えているとキリがない.
  9.5 源氏物語を読んで,感想文をA4で10頁以上(絵入り可)書いて提出しなさい.
  9.5

枕草子を読んで,感想文をA4で10頁以上(引用,絵入り可)書いて提出しなさい.
枕草子を読んで,清少納言の自然観が現れている個所を抜き出して,その自然観を説明しなさい.

  9.5 北大路魯山人について,A4で,15頁以上(絵入り可),レポートを書きなさい.
  9.5 日本の民芸について,A4で,30頁(引用,絵入り可)以上,レポートを書きなさい.
  9.5 染織について,A4で,30頁(引用,絵入り可)以上,レポートを書きなさい.
  9.5 姚さんが好きな,日本の美について,A4で,30頁以上(引用,絵入り可),レポートを書きなさい.
  9.5 英語でレポートを書きなさい.
  9.5 TOEICを受験して,700点以上とりなさい.
  9.5 やはり,本来の研究テーマである,色の命名法の文献を読んで,レポートを書いて下さい.30頁以上(引用,絵入り可)
    今後の作業(予定) 今後の作業予定
2012.9.5
右記記入

2012.9.12
FIAインストールPC渡し
FeelImageAnalyzer(FIA) へデータ入力
  FIAを使って,中日の色の違いや特徴を可視化する
  9.5 節気について調べる.中国節気と比較する.節気の配色を作る
    日本の季語について調べる,勉強する.季語が表すイメージ図案化する.配色化する.
  9.5 何か,小さなもので良いから,モノを作ってみましょう.例.布のペンシルケースなど
大学院を卒業するときには,別に本格的な制作をしてもらおうと思っています.
これとは,別に,普段の練習のために,小さなもので良いので作るということです.
  9.5 姚さんの得意なことをして下さい.(絵を書くとか,メ帳を作るとか)
  9.5 京都・川島テキスタイルスクールの短期講座を受講して,染織を体験して下さい.
    今後の現地調査(予定) 現地調査スケジュール(予定)
  9.5

9月:      徳川美術館 源氏物語絵巻 見学実施(2012年9月12日実施)

  9.5

10月:     川島テキスタイルスクール(2012年10月23-25日実施)

  9.5

11月:      大原美術館(2012年11月21日実施)
           本業窯(2012年11月28日実施)

  9.5

12月:  大原美術館 実習依頼(2012年12月20日予定)
       国立民族学博物館

  9.5 1月: 東京・国立博物館
  9.5

2月: 金沢
      九谷光仙窯     :定休日 元旦のみ, 絵付け体験有り
        http://kutanikosen.com/
      伝統産業工芸館  : 木曜日,展示替え期間
        http://shofu.pref.ishikawa.jp/densankan/guide/index.html
      加賀友禅伝統産業会館 :水曜日,着物・染め体験有り
        http://www.kagayuzen.or.jp/kaikan.html
      金沢白鳥路ホテル: http://www.hakuchoro.com/
      近江町市場

  9.5  3月: 山形・紅花(),  有田? 
     4月
     5月
     6月
     7月
     8月:
     9月
    10月
    11月美濃:あかりアート展, 2012年10月20(土),21(日),同展示イベント11月1日〜30日
    12月
  2012.9.5 その後:
  2012.9.5 日常的にいつでも良い: 徳川美術館, 古川美術館+繭の家(要予約)
  2012.9.2 アルバイト研究どちらが大事ですか? アルバイトは,週に2回程度にして欲しいです.
  2012.10.28    説明:
   色関係の講義の日程も迫っている.
   美術の先生に美術館などの実習を聞く日も迫っている.
   色関係の勉強を強化する気は有るのですか?
  2012.8.22 研究計画でも,授業内容でも,再履修者用課題でも,提案することが重要です!
  2012.10.8 今のままではダメです.
     
  2012.9.27 修士 卒業制作・論文のテーマ候補
  2012.10.26 研究を着実に進めるために,研究作業を定形化するのが良い.
  具体的イメージ例としては,化学の実作業が定型化されている部分が有ることである.
  2012.9.27 中国語で,色を解説する本を作る.本の題名は,例えば,「姚の色の手帳
  内容は,色見本,色と関係が有る風景写真,姚さんが描いた絵
  色の名前,その名前の説明,名前の由来など,いろいろと考えて見ると良い.
色は,中国の色とか,日本の色とか,いろいろ.
          中国 色の手帳, 日本 色の手帳
  全部で,100頁くらいならば,2年間で出来ると思う.
  2012.10.26 中国色票を作る
  応用分野: インテリア,グラフィック,プロダクト,ファッションなど,いろいろ.
  内容項目: 色,色名,色の説明,その他
  2012.8.22  中国版 PCCSイメージスケールを作る
  2012.8.22  新しい表色系を作る
   グラデーション軸(色相グラデーション,彩度グラデーション,明度グラデーション)
  
 配色を配置できる表色系を新しく考案する
 (→歴史的意味背景,配色の持つ意味合い表現しようとすること,モノ,意味などを利用する)
 新しい軸: 食物軸色の深み軸色の励まし軸
     ←  因子分析が使える可能性が高い
  2012.9.18

 参考: カラーオーダーシステムとは,色票を持った表色系のこと.
 たくさんの色が揃えられている色票表を持つ表色系全般のことである。
 顕色系の表色系だけでなく、
 各業界が自分たちの尺度で順序よく色を配列した色票表を持った表色系も
 すべて含めてカラーオーダーシステムという.
 例:マンセル表色系,オストワルト表色系,日本色研配色体系など

  8.22 姚さんの研究計画は,まだまだ,弱い
  8.22 姚さんの現在の傾向は,少し,クラシックすぎる.← 中国で学校でたくさん勉強したから?
現代性やポップ性があまり無い.
  8.22 (研究・制作) 配色作りをする
@民族衣装,Aくまどり,などを利用する
     
  8.22 TEACHING ASISTANT
    アシスタントの内容:画像情報処理の授業内容や,再履修者用の課題提案をすること.
    提案の目安
  画像情報処理の授業は,毎週火曜日の1,2限目(9時〜12時10分)
  これを5回くらいできる内容のものを提案して欲しいです.
  提案は次のような形式で作ってくれると嬉しいです.
   1回目: ○○○
   2回目: △△△
   3回目,4回目,5回目
    提案1) ピカソ,マネ,モネなどの画家の絵画を集めて,使っている色を抽出して,
      画家のパレットを作る(目標: 24年10月末まで)
   

提案2) Illustratorを使って,絵を書く(4回程度)
      Photoshopで画像処理して,かすれこすれ,金属感,素材感などを表現する
     形(車,ソファー,革靴,スウェードなど)に合った色,表面表現を作る

    提案3) デッサンは姚さんはできる.デッサンの応用など考えてみるのも良い
  2012.10.26 提案4) 画像情報処理 再履修者レポート チェック
   

木本が現在,考えている授業内容(全部で15回)
 1.今までやってきた,画像情報処理の授業を,回数を少なくして(8回程度),実施する
 2.節気の配色を作る(4回程度) → 配色の応用を考えることは重要
 3.Feel Image Analyzer を使って,その配色を3次元表示する(2回程度)
 4.Feel Image Analyzer の応用として下記のことを行う
     ・自然から抽出した色群を表示する
     ・(日本,中国の)伝統色)を集めて表示する
     ・学生が自分の色を集めて表示する
     ・いろいろな色群を表示して,比較・考察する
     ・建築用の色票を作る,自動車外装用の色票を作る,絵画制作用の色票を作る
      ポスターデザイン用の色票を作る,Webデザイン用の色票を作る,etc. (2012.10.2)
 5.FIA試用報告(目標:24年10月末)

  2012.8.22 日本色彩研究所 色彩スライド集
  → 面白くない,読んで理解はできるが,姚さんが自ら教えることはできない.
  → 木本が自分で実施する
      色彩検定問題を入力する
        視細胞の感度,プルキニエ現象など
  → 色彩スライド集の資料を返却すること
     
  2012.8.22 読書・資料収集など
源氏物語枕草子などの日本の古典を読むこと
  日本人の自然観を理解すること.姚さん自身も日本の自然と触れ合うこと(四季それぞれの機会に触れ合う必要が有る.つまり,日常的に自然と向き合うことが重要です)
  文献・資料収集をしなければならない
   色譜
   中国色名綜覧(625色名,ほか色名が無くて色そのものだけのものも,多くある)
  → 良く読んで,この資料を有効活用しているか?
     
  2012.8.23 学会の研究会などに参加すること
    11/4,5 仙台 ビジュアルコンピューティング ワークショップ
     
  2012.8.22 (研究の方法として) 自然に学ぶ(ドイツの秋など)
     
  2012.10.26 研究,制作のために,広く眼を開いて,いろいろなものを参考にしたり,自分のものにすること
     
  2012.10.4

学外実務(実習のこと) 行き先:候補

・名古屋 古川美術館
・京都   川島テキスタイルスクール
  ただし,生徒ではなく,スクールの仕事を補助するような実習をする
  例:中国色彩データ作成

その他,考えておいて下さい.
     
     
     

 

 

姚晨薇 研究計画                  
                       
研究計画   日本色名の命名法の調査および中国色名作成への応用       
                       
                       
  調査 色名の比較                
      比較表作成              
      その他          
      比較要素:野菜,草花,鉱物,染織技術,外国からの影響,その他    
      FIAで表示して,比較する            
        表示するときの軸: RGB表色系,XYZ表色系,他に,年代軸,野菜軸などを検討する
            国別表示,野菜別表示,年代別表示などを試みる  
                       
    色名の比較のまとめ               
      ・日本は染色技術,顔料技術に由来する色名が多い       
        日本は加工技術が重要である.→しゃれた色名が付けられることがある
        中国は加工技術において強くない野菜などのそのものの名前を使っている
         → 日本と中国の生活,風土,文化の違いを実感する
      日本は草花の名前を使った色名が多く,中国は野菜や果物の名前を使った色名が多い  
      ・日本は,色を草花に例えることが多い.
  中国は,色を野菜に例えることが多い.
 
       → 中国は草花を使った命名が少なく
    野菜を使った命名が多いように思える
   
       → 両国の文化・伝統・気候・風土の比較調査をおこなう.     
          併せて,生活,習慣,そして両国の自然観の違いを考察する    
      ・日本の色名は外国から影響を受けたものが多く,中国では外国からの影響は少ない.
       → 外国からの影響を,日本の場合と中国の場合で調査して,比較分析する  
      日本の色名の構成法,あるいは,以下の方法を組み合わせている
  色そのものを使う      − 
  季節を使う          −
  技術を利用する       − 甕のぞき(技術現場での命名)
                     しゃれた,気取った名をつける
  こころ,思い,気持の表現を使う −
 
                       
    色名だけではなく,色そのものを,中国,日本で比較する必要が有る ←FIAで可視化する
      色嗜好,色の使い方に対する,自然・風土の影響を調べて明らかにする必要が有る.
                       
    既往研究を調べる   既往研究との違いを比較して明らかにする 新規性を明確にする
      大手前大学の研究 色彩学会全国大会で発表有り      
                       
    既往事例を調べる   既往事例との違いを比較して明らかにする 新規性を明確にする
      大日精化社HP 色譜            
                       
    既往の色名をもっと良く調べる   参考文献,参考資料にする      
                       
    染織技術,顔料技術の調査              
      染織などのサンプルを,いくつか集める ← 木本の染織サンプルも有る  
      川島テキスタイルスクールで,染織体験をしていみるのも良い    
                       
    新技術を調べる LED照明 木本ルミエネーション       
                       
    日本の配色について,調べる,勉強する           
                       
    草花に基づく色名について,両国の比較分析をする         
    野菜に基づく色名について,両国の比較分析をする         
     料理法の違いに基づいて,比較分析をする        
    果物に基づく色名について,両国の比較分析をする         
    染織などの技術を使った命名の比較分析をする        
    石などの原材料を使った命名の比較分析をする        
    文化について,比較・考察する             
      源氏物語などを読む   枕草子   与謝野晶子    
    歴史・伝統について比較・考察する   また,中国の各地区を相互に比較する 北・中・西・南で異なる
    気候・風土を,比較・考察する          北・中・西・南で異なる
    生活について,比較・考察する          北・中・西・南で異なる
    習慣について,比較・考察する          北・中・西・南で異なる
   

自然観について,比較・考察する
色を通して,日中の自然観の違いを明確にする

        北・中・西・南で異なる
    外国からの影響について,比較・考察する
  日本は外国からの影響を受けやすい
  中国は外国からの影響を受けにくい? 
      北・中・西・南で異なる
    時代の影響について,比較・考察する          
                       
    以上の比較・考察から,日本と中国の色名について,総合的に論ずる.    
    相互に比較して,長所,短所を明らかにする.          
    長所を伸ばす方法と,短所を補う方法を考究する         
    日本の命名法        
                       
    以上の,考察を通して,中国の新しい命名法を提案する.       
    新しい命名法では,既存の中国命名法の短所を補って,改良し,日本の長所を取り入れる.
中国の命名法は,単純で,raw,固い命名法が良いのかも知れない  
                       
    この提案を評価,検証するために,アンケートを行って,検証する      
                       
                       
                       
    新しい命名法に基づいた,中華色彩大事典を作成する.        
                       
  研究成果 中華色彩大事典の応用分野は次の通りである.         
    中国独自(独特)の色彩システムを作る 日本のPCCSシステムを参考にする  
   

参考:若年層の油絵表現のための色票作成←特定分野のための色票作成

 
                       
    応用分野 絵画教育 グラフィックデザイン プロダクトデザイン 建築色彩デザイン          
                       
  今後の実物・現地調査の計画                
                       
    着物について調べる                
                       
                       
    日本   九州 有田 伊万里          
        京都 西陣 金閣寺 銀閣寺        
      大阪 国立民族学博物館            
        金沢 九谷            
        山形 紅花            
        長野 須坂・人形博物館          
        青森 裂き織り 奥入瀬          
                       
                       
    見学   徳川園 古川美術館            
                       
    中国   大連,北京          
        西 西安            
        中央 杭州          
        広州            
        その他 成都,昆明          
      中国伝統工芸も調べる 農民画ほか        
                       
研究員と同レベルの立場                  
                       
調査場所など 名古屋大学 図書館                
    国立民族学博物館(大阪)                  
                       
参考文献リスト                      
                       
卒業までのスケジュール作成 科目等履修生 学会入会 研究発表          
                       
お願い   ポートフォリオの各作品に,制作年月日を追加記入して欲しい        



  
参考メモ

完了/未了
記入日
参考の内容
  9.7 基礎的なことを良く勉強して,その基礎の上で研究をすると,しっかりとした研究が出来ます.
  9.7 提案するときは,100点の提案でなくても良いです.50点の提案でも良いです.それについて相談して80点に出来ることも有ります.場合によっては,先生や他の人の意見を入れると,150点にアップすることも有ります.
  8.23 ゼミは,毎週2回するのが良い
  8.23 古川美術館 会員 入会
  8.23 人生の目標は?
  8.23 日報表を作って,毎日の勉強状況を書いて,ゼミのときに持ってくる.
  8.23 勉強中の本や,読み終わった本の一覧表(リスト)を作る
  8.23 これからの,予定を詳しく作る
  8.23 雍さんの研究計画書 ← 翻訳ソフトを使っているようで,先生に出すには失礼である.
  8.23 雍さんの成績 ← 非常に良くない
  8.23 (2012年8月初) 今は,大学院に合格したときで,これから始まるという大事なときです.
            心を引き締めて,スタートしましよう. 
  8.23

有点几と一点几の違いを,説明して欲しい. まいにち中国語 6月号,p.75

     
     
     
     
     
     




(2012.8.10)
 木本メモ − メールから転載

            姚さん

              木本です.

            ゼミに来る時には,必ず,姚さんの考えなどを,

            「紙」に書いて来て下さい.

            しゃべるだけでは,いつまでたっても進歩は有りません.

            ゼミは,おしゃべりの場所では,ありません.

            また,先生の話を聞くだけの場所でもありません.

            自分の勉強の結果を,報告にくる場所です.

            勉強をしっかりして下さい.

            報告は,しっかりして下さい.
            おおざっぱな報告では,意味はありません.

            以上のことをしないと,いつまでたっても進歩はありません.
            おしゃべりをしているだけでは,研究をしているとは言えません.
            おしゃべりは,友達として下さい.

            以上,宜しくお願いします.
 

(2012.7.25) 木本メモ

         ・カシミヤ織りは高価だけれども,それなりの良さや,価値が有る

         ・これから,卒業までのプランを作ってくること

         ・毎週,したことをレポートに書いて,持ってくること

         ・勉強中の本の名前をリストアップして下さい.

 

(2012.6.5) 研究計画書の内容についてのアドバイス−いろいろ

 

    1) 唐三彩: 中国色彩文化の変遷を書くときは,この唐三彩を含めて下さい.


    2) 京都で参加した,色彩学会での韓国の人の発表を参考にして,
       自分の研究計画にも,韓国の人のようなやり方を入れて下さい.
        例: 韓国では,野菜や,果物の名前を色名にしているものが多い.
           日本では,このような色名は少ない.

           では,中国ではどうですか

             野菜や果物の名前を使った色名は,多いか,少ないかを研究計画に書いて下さい.

 

             多いか,少ないかだけでなく,
             実際に,野菜や,果物の名前を使った色名を書いて下さい.

 

    3)韓国の人の研究では,日本のJISの色の規格日本伝統色名を分析したり
      韓国の色名の規格を調べたりしています.

 

        韓国の人の京都の色彩学会でのポスター発表の写真を持って来て下さい.

 

 

    4) 姚さんの研究として,このような,日本の規格や,中国の規格を探して,
      これらを使って分析を,すぐに,始めて下さい.
      その,途中結果を,入学試験の面接のときに,説明すると,実際に,良くやっていると思われるでしょう.

 

(2012.5.9) 大学院での研究テーマ候補

           ・日本色名の成立過程の調査研究およびその中国色名作成への応用研究

             → この研究テーマをするために,

                「中国色名と日本色名を対比してリストアップして,比較をして下さい

 

(2012.4.27) 姚さんの今までの勉強内容について

            (絵が上手なことは,ポートフォリオを見て分かりますが...)

            (1) 姚さんは,中国の大学では,どのような勉強をしましたか?

                卒業論文は書きましたか? それは,どのようなテーマでしたか?

            (2) 姚さんの卒業した大学はどのような大学ですか? 説明して下さい.

 

(2012.4.26) 志願理由説明書について

            (A)中国の色彩の現状について次のような記述を追加しては,どうでしょうか.検討してみて下さい.

             ・色彩の学会は有りません

             ・色彩検定も有りません

             ・色彩の本も,ほとんど有りません

             ・日常生活(ファッション,インテリア,製品,街の景観など)で使われる色数

               日本と比べてかなり,少ないです.日本は,色彩の種類が豊富で,うらやましいす

 

            (B)日本の色彩の良い点を追記するのが良い.

             ・例えば,染織の美しさ感動した有松絞り(名古屋)とか,伊予かすりなど,

              具体的な染織名を書くと良い.

             ・日本のどのような色が好きかを書いて下さい.例えば,茜色刈安色など具体的な色名を

              書いて,その色に,どのように惹かれるかを書いて下さい.

 

            (C)将来の目標として,「日本の色彩の本を参考にして,中国色彩の本を作る」なども具体的で良いです.

 

(2012.4.20) 研究テーマについて

 

             研究テーマは,ある程度,内容的に深みの有るものでなければいけません.

             色の研究は,たくさんあって,工学的なものから,心理,芸術的なものまであります.

             これらの,幅が広く,たくさんあるものを,すべて勉強したり,研究したりするのは,不可能です.

             ある研究テーマを設定して,それを,深く追求することが重要です.

             入学試験の面接では,研究テーマについて,どれだけ,具体的に,一生懸命に,考えているか

             聞かれますが,そのときに,自分の考えをしっかりと説明する必要があります.

 

            以下の例は,研究テーマと,その説明の一例です.参考にして下さい.

 

            「色名の成立過程の研究

              (研究内容) 日本では,色名は多くあり,約1100種類に上る.

                       色の命名はいろいろな方法によっている.

                       すなわち,

                       色を出すために使う材料の名前を使う方法,

                       植物の名前を使う方法

                       自然現象の名前を使う方法

                       その色を良く使う町の名前を使う方法,などさまざまな方法が使われいてる.

                       また,色が命名された時期も,古代,中世,近代,現代などさまざまである.

                       また,どのような人が色名をつけたかも,明らかでないものが多い.

                       このように色名の命名は,多様であるが,命名法についての体系的な研究と分析

                       いままでになされていない.

                       本研究では,日本の多くの色名の成立過程を調査・分析して,

                       日本の色の命名法を体系化するものである.

                       色名は,その国の長い歴史文化,そして,人々のこころに根ざしたものであり,

                       色名の命名法を研究することによって,人々のこころの有り様感情を知ることが出来る.

               (応用)    日本の色名を研究をして,命名法を通して,日本人のこころの有り様を知る

                       中国では,色名は日本ほど多くはない.本来,人には,多くのこころの有り様があるの,

                       中国人のこころを,色名を通して表現するために,日本の色名の命名法は

                       非常に有用と考える.

 

(2012.4.19) 研究テーマについて ヒントと候補など

            (見学・学会聴講など)

               日本色彩学会 全国大会

                 日時:5月26日(土),27日(日), 場所:京都大学

                 → 姚さんも,この学会大会を聴講して貰おうと思っています.

                    考えておいて下さい.

 

            (研究テーマ 候補・ヒント など)

              (1)中国人向けの色彩教材を作成する

                 日本には,色彩教材や勉強のための本が多くあります.

                 中国には,あまり無いと思うので,中国人向けの色彩教材を作る必要があります.

 

                 中国の物の形と,色は,日本のものと異なります.

                 中国の物に適した,色を考えるのは,日本の物と違って,面白いと思います.

 

              (2) 日本や英国,中国の色名ができた年代や歴史を調べてみる研究として価値があります.

 

            (将来の進路について)

              姚さんの場合は,色彩スタジオも良いですが,

              学校,大学の先生美術館の学芸員がもっと適していると思います.

 

(2012.4.12) 研究テーマについて ヒントと候補など

            ・中国色彩と日本色彩の比較

              まずは,中国色彩がどのようなものかを調べて,まとめる.

                中国は,歴史が古く,国土も広いので,いろいろな色彩表現があるはず.

                そもそも,「中国」と言っても,広いので,

                「中国」のどの時代,場所を研究対象とするのかをハッキリさせる必要が有る.

              比較方法

                表色系(マンセル,PCCS,RGB,XYZ,CieLABなど)を使って比較する.

                色空間表示ソフト(Feel Image Analyzer)を使って,色空間上で比較する.

 

            ・色の命名法の研究

               内容:既存色と,その命名法(日本,英国,中国,その他の国など)を調べる,勉強する.

                   日本の命名法: 自然,草木など

                   中国で使う新しい命名法を考えて,実際に色名を,いくつも作ってみる.

                   中国,日本にとらわれずに,若者向け,一般人向けの命名法を

                   新しく,考えて,提案しても良い.

                     → こうすることで,新しい印象表現ができて,表現が広げられる可能性もある.

               参考:日本の命名法

                    四季の色(日本の四季,中国の四季,日本と中国とでは四季感が異なる)

               参考:「オノマトペ」は印象表現語であるが,「キラキラ」のような色彩に関係する表現も

                    あるので,勉強してみるもの良いと思う.少なくとも,これを知っておく必要がある.

 

            ・印象について勉強しておく必要がある.

               印象語の種類をリストアップして,個々の印象語について理解しておく.

               印象の分析方法として,因子分析などの,分析方法を実際に経験してみる必要がある.

 

           大学院受験のための注意事項

            ・面接の練習をする必要がある.

              試験日は,A類が7月7日なので,6月28日,7月3日,7月6日などで,合計3回しても良い.