生物の文様

螺鈿の秋草

薄のしなやかな流線と,それに沿うように飛ぶ蜻蛉が印象的です


蒔絵の波頭

兎の耳を長く描かれる波頭とともに描かれた波頭文です


鶴丸

鶴が羽を広げたところを丸く文様にしたものです


飛鶴

松と梅と,飛んでいる鶴を表わした吉祥文です


渡り鳥である雁が連なって飛ぶ姿は文様として好まれました


千鳥

単純化された千鳥です.身近な鳥のためか,多くの文様が残ります


鯉水

波濤に泳ぐ鯉を円にまとめた文様で,紋章としても見られます


花瓶の金魚

花瓶に蒔絵で写実的に表現された金魚です


千代紙の金魚

水にたゆたう様子を様々に描いた,千代紙名物柄の金魚です


唐織の蝶

静止して羽を直立にたてた蝶を文様では揚羽蝶と呼びます


蝶丸

円形に蝶をかたどった文様です.別名,「輪蝶」とも呼ばれます


印籠の蝉

印籠に写実的に表現された,竹にとまった蝉の文様です


絵皿の鈴虫

秋草にぽつんととまる鈴虫の声が,聞こえてきそうな文様です