名古屋市立大学 栗原映像研究室ブログ

「Angel 〜車椅子の夏〜」東京公開


研究室作品「Angel 〜車椅子の夏〜」の東京公開が決定しました。上記は予告編です。
日時 2012.4.28 午前11時20分 午後6時50分 の2回上映
場所 東京 下北沢 トリウッド http://homepage1.nifty.com/tollywood/map/map.html
入場料 1000円
予 約受付 k18394@yahoo.co.jp (予約番号を発行します。必ず当日フルネームと予約番号を提示下さい。また、一件の予約で最大4名様まで とさせていただきます。上映開始20分前までに来場してチケットを購入していただけない場合はキャンセル扱いとさせていただくことがあります。また、混雑 した場合は予約順に会場へのご案内とさせていただきます。あしからずご了承ください。メール送信後、数日経っても返信ない場合は ykurihar@i.softbank.jpへお問い合わせください)
※当日は舞台挨拶を予定しています。
参加 田名部生来(AKB48)  小橋宏美 本井良尚 小館友紀 石井文彦(以上敬称略、出席者は変更になる場合があります)
なお、当日はメイキングを収録したAngel DVD頒布、ファンとの交流などを予定しております。

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HUGO -ヒューゴの不思議な発明-

HUGO (邦題はヒューゴの不思議な発明)を見た。これはハリウッド映画のエンターティメントであると同時に映画史実の貴重な再現フィルムでもある。
言うまでもなく、映画誕生と発展に関わったリュミエール兄弟とジョルジュメリエスをテーマにしている。物語の舞台がフランスの駅構内であることや、晩年のメリエスが駅の物売りをしていたこと、後に再評価されて現在に至るくだりなどほとんどが事実に基づいている。
何より、メリエスの風貌、その復元された初期の映画スタジオや撮影風景、最初の映画が公開された場面など、映画ファンなら涙なくしては見られない映画なの である。(この場合の涙とは三文悲哀場面に対するものでなく、映画好きからすると、フィルム文化の衰退に対するノスタルジーや「よくぞこれをやってくれ た」というような感情が入り交じったものである。)
スコセッシ監督はタクシードライバーの時代からロバートデニーロを発掘したり、最後の誘惑をアメリカの映画館で大反対運動が展開されるのなか見に行ったり、ずっと傑作を取り続けている監督として注目して来た。
そして、ここにきて彼が、自分自身が3D映画技術というターニングポイントに関わり、1900年初頭としては最新技術であった「映画」の誕生した時代というテーマに重ね合わせたことは、とても大きな意味があると感じさせる。
スコセッシにしても、一度飲みに行ったジムジャームッシュにしても、海外の映画監督はよく「映画(史)の勉強」をしている。映画誕生に関することや実験映 画や個人のドキュメンタリーのことなど、本当に良く知っている。(一部の優秀な)ハリウッド監督はハリウッドにおいてのみ熟成された訳ではない。
翻って我が国の映画映像産業はどうなのか?
日 本の映画監督や大手映画会社やテレビ局の人間が、こういう題材を映画化しようとは絶対に言い出さないだろう。その意味でも溜飲がさがる。(稚拙ながら、自 身の動画の科学シリーズにわずかながらその辺の史実を映像化したものがあるがほとんど埋もれている。これも国内でなく、海外で賞をいただいた。)
彼らが企画し、あるいは企画書にハンコを押すのはアイドル(または芸能人や既に芸能人扱いされている役者)が出演して、あるいは漫画(あるいは原作やテレ ビ版)が既に何部(何%)売れたということでしか議論しない。(この点については異論があれば、ぜひ反論いただきたい)
スコセッシ自身も老境を迎えて、あるいは彼の、実は集大成の作品を完成させたのではないだろうか。
久しぶりに「してやられた!」というような思いがわき上がってくる二時間だ。なんていってもこの映画は監督でもある彼自身が「プロデュースした映画」なのだ。
そ して、この映画はアカデミー賞を5部門受賞している。この映画を例えば、すべてのクレジットと情報を隠して日本アカデミー賞に出品したらひとつも賞が取れ ないだろう。(この点についてもぜひ反論いただきたい)なんと言ってもこの作品にはデニーロもアンジェリーナジョリーも出てこなくて、誰の大恋愛も大冒険 も派手なアクションもない映画なのだから。

http://www.hugo-movie.jp/

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Jihng先生

2011年2月26日名古屋市立大学芸術工学部映像編集室において韓国のJihng先生が
来日し講義を行いました。
韓国における映画の歴史、現代の映画を巡る状況や自身で作成された映画の予告編の上映と作り方などを解説していただきました。お話は当時のナムジュンパイク(ビデオアーティスト)のことやサンスーホン(映画監督)タイのアピチャッポン(タイの映画監督)にまで及んでいきました。

講義終了後は先生を囲んでささやかな懇親会を行いました。

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研究室制作作品「ANGEL-車椅子の夏」

今日は研究室制作作品の公開でした。たくさんのひとが駆けつけてくれて感謝、感謝です。
おかげさまで会場は超満員、用意したDVD,Blue Ray,CDすべて完売となりました。ご来場の皆様、会場の方々、協力いただいた
すべての皆様ありがとうございました。

センチュリーシネマ正面入り口


映画内の衣装で盛り上げてくれた小館さんと芸術工学部1年松本君と四年赤瀬君


集合写真。ひときわ目をひくのは化け物のようなメイクのふみさん


芸術工学部1年の西村さん、市川さん、村上さん。それぞれ大役を担ってくれました!


超満員で列を作る観客の方々ありがとうございました。


1年生の村上さんが司会での舞台挨拶


打ち上げはジャンボパフェで!


メイクの鈴木さん、貝谷さん、中川さん




空手の世界チャンピオン木山仁さんと道場の仲間とファイティングポーズの集合写真

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「Angel」名古屋上映

今週はいよいよ「Angel」の上映です。メイクさんも総動員で舞台挨拶を応援してくれます。
さて、また次回作を企画しています。映画に出てみたいひと、お手伝いしてみたいひと、プロのカメラマンだけどドラマはやった事無いので挑戦して見たいひと、など幅広く募集中です。お気軽にお問い合わせください。ykurihar@i.softbank.jp 栗原まで!

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作品公開のお知らせ

このたび、芸術工学部映像研究室制作の作品が劇場公開されることとなりましたのでお知らせいたします。
下記参照ください。

制作 名古屋市立大学 芸術工学研究科 映像研究室作品
研究室 HP: www.sda.nagoya-cu.ac.jp/ykurihar/
撮影 2010年8月下旬頃-9月初旬  撮影期間約一週間 完成 2010年9月
公開予定 2011年2月24日(木)1部19:20~上映開始/2部・21:20~上映開始
劇場シネマスコーレ(名古屋市中村区
http://www.cinemaskhole.co.jp/cinema/html/home.htm

作品の長さ 38分  撮影フォーマットHD撮影  音声 ステレオ

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チケット完売 -ANGEL-

おかげさまで「Angel」のチケットの前売り分は完売となりました。
このあとは当日券での対応となります。前売り券につきましては座席は各回の先着順です。当日キャンセルや補助席分等の当日チケットも先着分となります。

また、当日、DVD のみ、あるいはCDのみ購入の方も大歓迎です。ただし、数に限りがあるのと、サイン等の付帯サービスが受けられないことがありますのでご了承ください。また、当日映画のアンケートに答えていただいた方から抽選でステキなプレゼントをご用意させていただきます。

内容はここで発表できないので当日会場で発表さ せていただきます。

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