時の交差点
サウンド・インスタレーション
山口良臣 / 大阪・アート・カレイドスコープ 2007
2007年3月1日 - 3月21日
綿業会館 / 大阪市中央区備後町



作品を設置した綿業会館は、1931年の竣工で、国指定の重要文化財となっている。交差点に面したこの建物の南西角に人が近づくと、建物が竣工された当時であればごくありふれていたような音、たとえば牛乳瓶を運ぶ自転車の音や雨戸を開け閉めする音、SP盤で再生される当時の唄などが現代の音空間の中に立ち現れ、過去と現在が交差する音の空間が現出する。

100×50×330cm
赤外線センサー、音声ボード、スピーカー、真鍮、鉄、樹脂、その他