「映画を作ることが何より大切だ」なんて言うつもりはない。それぞれが「自分の夢」「自分が打ち込めるもの」を見つければいい。
しかし、多くの大学生は「自由で気ままな期間」だとか「何もしない時間が大切」などと自己肯定の呪文に捕われてる。もちろん、それも悪くはないかも知れない。
けれど、何かに一生懸命自発的に取り組む(作り出す)ことよりも多くのものが、果たして「自由で気ままな期間」や「何もしない時間」から学べるのだろうか?
映画を作ることは楽しくも苦しい。しかし、そこで得るものも多い。
もし、映画を作ることよりも楽しいことや打ち込める別の何かを見つけたならそれをやればいい。しかし、それが見つかってないのならば
人生のある期間を映画づくりに捧げてみてもいいのではないだろうか。
普通の生活では出会えない人と出会い、普通の生活では起こらない様々な冒険が持っている。