後半戦の撮影が終了しました


後半戦の撮影が終了しました

やっと落ち着いてきました。昨日まで東京のNK特機さんに機材を返却に行っていて今日から本格的に事後処理が出来そうです。

皆様のお陰で大きな事故無く後半の撮影を終えることが出来ました。それが何より良かったと思います。うちに泊まり込んでいたスタッフも全員居なくなるとなんだか手持ち無沙汰のような気もしてきます。

10日間の撮影でおおよそ300食あまりの食事や弁当を作った計算になるのではないでしょうか。これは自分の人生のなかでも新記録だと思います。また、僕の作った「あまりおいしくない弁当や食事」で頑張ってくれた役者さんやスタッフに感謝です。

今回の撮影も本当に「人」に恵まれました。多くの素敵な方々との出会いがありました。

快く病院を貸してくれた堀田先生、暑い中撮影に立ち会っていただいた名鉄の市来さんと駅長さん、瓢箪山の一休の大判焼きのおばちゃんも素敵な笑顔で撮影協力頂きました。いろいろお願いしました高見ストアーの村田店長様、鮮魚担当の方、瑞専寺の尾関住職様もありがとうございました。また、海の家の堀切様、VIVIenneのマサヤシェフ、VERGERの皆様、Abbey roadの店長様、Ds kitchenの祖父江様、もちろん南知多役場の方々、ロケナビの戸松様、差し入れ頂いた名古屋市立大学事務の間定様、ひよりちゃんのお母様、極真会館木山師範、ラボーテ伊藤様、尾藤様、また、キャンディー林様、セントラルジャパンの皆様、北海道から参戦の石井様、本当にありがとうございました。

撮影は、山に、海に、都会に、郊外にと本当にたくさんの場所に出掛け、おおよそ愛知県全域でロケをしたことになるでしょうか。

今回改めて学んだことは「人は、結局は一人では何も出来ない」ということです。と同時に「人が力を合わせることの素晴らしさ」を改めて実感しました。

そして、映画を作るというプロジェクトは多くの側面を持っていて、そこに関わる立場によっていろいろな見え方や関わり方があるのだと感じます。

今回の本当に苦しくて、そして本当に楽しかったプロジェクトを通じて多くの人が変化したように思います。もちろん、私自身もいろいろなことを学ばせていただきました。

参加した役者さんやスタッフの一部の方にとっては、人生をあとから振り返るとき、大げさでなく「人生の転機」とも言うべき事柄であったように思います。(それぞれの詳細は個人情報に属するのでここでの記述は控えさせていただきますが)

その人生の方向転換自体の是非を論じることはここでは控えさせていただきますが、少なくとも、そういう感情の振り幅の大きな(良い意味で)プロジェクトに関われたことや、それをやろうと言い出したことは、結果的には良かったのかなと考えております。

大人になればなるほど、人間は惰性で生きようとするもの、楽に生きようとするものです。そして世の中の多くの人が、その能力を効率的に最大限に換金しようとする風潮があります。学校でもそう言う教育をしていますよね。(いい会社に勤めることが最大の「目標」かのような教育…僕が言うのもなんですが…。)しかし、今回この映画に集まってくれた人たちは一人残らず、自分の能力を「換金」ではなく、「人を感動させること」に作用させようとしている人たちだったと思います。だからこそ、最終日のささやかな打ち上げに、別れがたく、主役の中川さんはじめ、ひよりちゃんや、あのクールな(実はとても暖かい)めぐみちゃんまで涙したのでしょう。(ごめんね..めぐちゃん、書いちゃいました)そして、いろいろな場所からいろいろな人が集まったからこそ、普段には経験できない化学反応が起きたのではないでしょうか。

これから、映画制作は実は撮影以上に大変な編集作業に移っていきます。もちろん映画を完成させることや公開することはとても重要なことです。しかし、半分は「教育」を目的とした自主映画、大学の映画である本作の撮影自体の経験が、永くみなさんの心に「良い想い出」」となって残って、いつもでもキラキラと輝いて「あの2012年の暑い夏は、大変だったけど、今考えてみれば最高の夏だったな..。」という風な懐かしい記憶となってもらえれば、私にとってこの映画制作プロジェクトは、現時点で半分は成功だったかなと感じています。

2012.9.6 栗原

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