脇田さんのことなど


写真、向かって左のサングラスを掛けた方が脇田さんです。今回の映画で始めてご一緒させていただきました。出演の衣装の相談をさせて頂いたとき「こちらで考えて作っていきますので一度ご覧ください…。」

ひとことだけそう言って衣装合わせと撮影に臨んだ。脇田さんは皆さんの知っているような有名な映画にも出演の経歴がある役者さんだ。普通プロの現場であれば、助監督が居て、メイクさん、スタイリストさん、持ち道具がいて、役や格好を作って行く。翻って自主映画や学生映画では必ずしもそうは行かない。自然、出演者に衣装協力頂いたりということが起こってくる。脇田さんはそういうことプロの段取りや常識も自主映画の事情も全部知っていて、ご自分ですべての上記の写真の登場人物を作り上げて頂いた。本番で見せて頂いて、衣装に関しても芝居に関しても何も言うことなしであった。(もちろんインディペンデント映画のようなものでは制作側から、ああしろこうしろなどと言う権利もあまりないが…。)

脇田さんは、人生のなかで「映画」というものを楽しんでいらっしゃるという印象を受けた。空撮を行うというメールを差し上げたときも(恐らくは)水割りでも片手に映画のことを想って、興奮して「空撮いいですね!」などとメールを返して頂いた。映画のことを真剣に考えてくださって本当にありがたいことです。

さて、実は映画のなかでは脇田さんには全然違う役どころをあと二役お願いしている。いずれもなかなか味のある役どころです。それがどんな風なのかは…公開の折にスクリーンで探してみてくださいね。

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