名古屋市立大学 栗原映像研究室ブログ

こあらっちの撮影


寒い中こあらっちのおさんぽシリーズ撮影に行ってきました。今回は古川美術館、千種座ほかです。
完成は2018年3月頃です。お楽しみに。

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映像コンテンツ特論メモ 2018.1.15


テーマ「ドキュメンタリーとは何か?あるいは何をもってドキュメンタリーと言えるのか?」

①「A2」 森達也 日本 2001年
オーム真理教に密着取材した作品。山形ドキュメンタリー映画祭ほかで受賞。Aの続編にあたる作品。
公平性でなく作家性や作家の視点を押し出して作られた作品。作者の著書「ドキュメンタリーは嘘をつく」などを併せて読むと理解が深まる。
見所はマスコミに就職した友人とオーム真理教に出家した同級生との会話の場面。

②「ボウリングフォーコロンバイン」 マイケルムーア アメリカ 2002年
銃規制や銃社会をテーマにした作品。ムーア独特のユーモアや皮肉を語り口にしたところが秀逸。本人が語るように原一男監督に影響を受けた作品。
ムーアはこのあとも精力的にドキュメンタリーパロディーを製作し続けている。

③「エンドレスサマー」 ブルースブラウン アメリカ 映画 1966年
自主映画やロードムービーの文脈でも語れる映画。カジュアルな口調のナレーションや映画作家の気負いを感じさせない構成などが魅力か。サーフィンブームの原点。ドキュメンタリー映画にしては「読後の爽快感」を担保した作品。ブルースはこのあとバイクをテーマに「On any Sunday」を製作、同作にはスティーブマックイーンが出演した。

④「リトアニアへの旅の追憶」 ジョナスメカス 1972年
本来なら実験映画や日記映画の文脈において語られるべき映画。
しかし、今回は敢えてこちらのジャンルで扱う。
映画とは「特別なイベント」を撮ることだけではないことを教えてくれる作品。
デッサンに例えると達人のヘタウマのような映像作品。文字通り「リトアニアへの旅の追憶」を詩的に映像表現しようと試みた作品。最も有名な実験映画あるいは個人映画と言えるか。映画であると同時にフラクサスの芸術活動の一環。

※DVDプレイヤー不調のため「ゆきゆきて神軍」ほか作品上映出来ず。

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年末の撮影 特別研究奨励費


12月29-30日と撮影でした。慌ただしくはありましたがなんとか予定数を終了しました。完成ののち名古屋市立工芸高校で公開予定です。

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リハーサルと機材チェック


12月29-30日とスタジオ撮影を行います。中学、高校生向けの英語教育用の映像DVDを手がけています。映画が苦手だった自分が、そのようなプロジェクトに携わるなどとはあの頃は夢にも思いませんでした。今日はそのための準備とリハーサルを行いました。夕方には國本研究室にお邪魔して特製カレーをいただきました。國本先生ありがとうございました。年末年始も撮影や編集が続きますが頑張って乗り切りましょう!!

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2018 研究室上映会


このフライヤーのように上映会を企画しております。まだ詳細は未定ですが様々な楽しい仕掛けやミニイベントなど準備中です。宜しくお願い致します!!

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こあらっちのお散歩


毎年恒例のこあらっちがお散歩しながら千種区の名所を案内する映像作品の撮影でした。寒い時期にみなさんお疲れ様でした。
女子高生キャラをやってくれた宮地さんは特に寒かったと思います。また年越してから撮影再開ですが頑張っていきましょう!!

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映像コンテンツ特論 サイエンスフィクションまたは特撮映画の系譜


講義メモ 2017.12.18

テーマ「SF サイエンスフィクション または特撮映画の系譜」

「月世界旅行」1902年 フランス映画 ロベールウータン劇場他で上映 サイレント 手塗りのカラー作品と白黒バージョンがある
制作総指揮/監督/脚本/出演ほか ジョルジュメリエス
最近は綺麗に復元されたものがBDで見られる。言わずと知れた映画の特殊撮影やSF映画と言われるジャンルの元祖。
メイキングドキュメンタリー映像と併せて上映。スコセッシのヒューゴや映画の歴史書と見比べると良い。

「メトロポリス」1926年 ドイツ映画 サイレント 白黒
監督/フリッツラング。多くの制作費をかけ、数え切れないほどのエキストラを動員して作られた大作。人造人間のデザインはC3POの原型といわれる。オープニングテロップや設定はスターウォーズのオリジン。未来都市の様子/雰囲気はブレードランナー。ロボットが完成する場面は造形的にも映像的にもとても美しい。鉄腕アトムの元ネタの場面でもあるか。

「Lost World」1925年 アメリカ映画 サイレント 白黒
監督/ハリー O ホイト。シンドバット映画シリーズで知られるレイハリーハウンゼンの師匠ウィリスオブライエンがアニメーション担当。キングコングとほぼ同じストーリー。手塚治虫の漫画にもなった。もちろん、スピルバーグのジュラシックパークの元ネタでもある。アニメ技法は初期スターウォーズはじめ後の多くのSF作品に影響を与えた。
駒撮りアニメやミニチュア特撮の最初期の作品。

「獣人島」1933年 アメリカ映画 白黒
HGウェルズの小説がもと。1977年、1997年にも映画化された。
個人的には77年のバージョン、ドクターモローの島 が一番怖い。97年のDNA、マーロンブランドのモロー博士も良い。

「スターウォーズ エピソードⅣ」1977年 アメリカ映画
監督/ジョージルーカスと俳優/ハリソンフォードの出世作。SF映画というどちらかと言うと色物的であったジャンルを映画のメインストリームに引き上げた作品。同時にスピルバーグとともにアメリカンニューシネマの時代の終焉を招いた作品。おおくの映画へのオマージュが込められている。宇宙戦争という映画なのに、最終決戦はチャンバラか念力というのが楽しい仕掛け。
 多くの映画の続編は、ヒットしたことで後付けの作品が作られるが、本作での特筆は20代後半の頃のルーカスは始めにオリジナルの脚本をシリーズ9作分、全部書いてから手始めにエピソード4のみ映画化し、その好評を得て次々とシリーズを制作したということ。その作品に対するエネルギー量の充満から見ても最初の三作(エピソード4.5.6)が傑作であると感じる。

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