名古屋市立大学 栗原映像研究室ブログ

名古屋市役所での撮影 実習4

週末は名古屋市役所内でホラー映画の撮影をしていました。昭和8年竣工のこの建物は多くの劇映画でも使われているロケーションです。自分のなくなった左手をおいかける女幽霊の話を深夜まで撮影していました。立ち会ってくださった市役所の方、名古屋ロケナビのスタッフの方、照明のヒートさんのスタッフ、メイクのラボーテさん、出演の脇田さんかげるさん、機材提供のCANONさんNIKONさんPANASONICさん。みんなみんなありがとうございました。学生のみなさん、しっかり編集しましょう!!

 

Posted in blog | Leave a comment

授業のなかでのスタジオ撮影

今日は授業でスタジオでの写真撮影と8mmフィルムカメラによる撮影を行いました。8mmフィルムは現像し上映した後、フィルムスクラッチを行い手書きアニメを体験してみようと思っています。また各自、携帯電話のカメラでアイドル(風)写真に挑戦しました。うまく行ったでしょうか…?

Posted in blog | Leave a comment

実習の映画撮影 カメラテスト

昨日は実習での映画撮影のカメラテスト、衣装合わせ、リハーサルなどをやりました。出演の脇田さん、かげるさんも一生懸命やっていただき、ありがたい限りでした。

本番の撮影の向け、画コンテ、シナリオの再考、小道具の準備や撮影機器の点検など大変ですががんばっていきましょう!!

 

Posted in blog | Leave a comment

戸田幸宏監督の授業

「暗闇から手を伸ばせ」という映画を制作した戸田監督においでいただき作品上映と解説などいただきました。作品は障害者の性を扱った、きわめて特異な作品です。授業終了後に有志の学生たちと茶話会を行い、気がついたら夜になっていました。「お互い自主映画を撮る仲間だ」と学生たちに声をかけていただき、楽しく有意義な時間を過ごさせていただきました。また時間があれば、名古屋か東京でご一緒させていただければと存じます。下記は「暗闇から手を伸ばせ」公式サイトです。

http://www.kurayamikara.com/

Posted in blog | Leave a comment

荒編集の上映

今週金曜日の夕方5時くらいから大学内A305教室にて「女の子ごっこ」第一回荒編集上映(試写)を行います。現時点で90分程度の作品となっています。音の調整や音楽/効果音挿入や編集の詰めは行っていない状態のものでです。なお、この上映は非公開とさせて頂いております。見学希望の関係者の方は栗原あてご連絡お願いいたします。

Posted in blog | Leave a comment

科学技術館 サイエンスフィルムカフェ

http://www.jsf.or.jp/

 

9月16日の午後2時半頃より40分程度、上記の科学技術館に4階(実験スタジアムR)にてサイエンスフィルムカフェ 映像表現を科学する(仮)という講演(というほどのものでもありませんが)を行います。定員は50名入場無料(ただし科学技術館の入館料は必要)だそうです。おもに映画雑学のようなことについてお話をしてみようと思います。お時間があるかたはどうぞ。

Posted in blog | Leave a comment

編集作業

このところ皆で毎日編集をしている。撮影の際のお祭り騒ぎからするとずいぶんと地味な作業ではある。

私の師の一人は編集についてこう語っている。「映像素材を、自分の敵が撮影したものだと考えて編集しろ、人間は自分にはどうしても甘くなる。」「すべての撮影素材をすべて見て、すべてのそれらを暗記してから編集に取りかかれ。」火の出るような激烈な言葉である。

自身でも編集作業を通じて得た経験がある。自分で撮影した映像素材ではあるが、そこには意外な発見をすることが多い。そしてその発見やインスピレーションに従って編集するのである。もちろん、それらの閃きを内包する映像を手に入れるためには多くの時間を映画を考えることに費やし、あるいは撮影作業に費やし、「偶然」であるところの結果を「必然」と呼べるだけの努力をしてから、ということになるか。

映画を作るというのは、その他多くの仕事と同じく、極めてストイックで地道な作業の積み重ねであると言わざるを得ない。しかし、撮影素材を持っているだけでは「映画」にはならない。いわば彫刻に眼を入れる作業のようなものか。

去年、こちらの映画に出演してくれた若い俳優の一人が「どうしたらもっと演技がうまくなれるか?」と相談してきた。私は「編集を見に来たらどうだい?なぜ出演部分がカットされてしまうことがあるのか。あるいは自分の演技がなぜNGとOKがあったのか、観客はどのようにみるものなのか、が解るかもしれない」と答えた。その俳優さんは約束通り、ある編集作業日に日がな1日傍らで編集作業を見ていた。一見地味な編集作業を飽きもせずに爛々とした眼でずっと見詰めていた。今年、その俳優さんは大躍進しているようだ。

Posted in blog | Leave a comment