名古屋市立大学 栗原映像研究室ブログ

ドラマ撮影見学など

9月3-5日で二カ所のドラマ撮影の見学にお邪魔させて頂きました。ひとつは東海テレビ様の番組グランスピアの撮影現場でした。上記カメラで収録していました。また、現場には去年こちらの研究室の作品に主演してくれた女優さんが活躍していました。

http://gramspear.jp/story 左が公式サイトです。

また、富士山の裾野近辺で撮影中のBS フジで放送予定のドラマの収録にお邪魔しました。こちらは酒井美紀さん主演の科学ドラマになります。すてきなお家でテレパックさんというドラマに滅法強い制作会社の方々が撮影されていました。こちらの現場はイントレとミニジブを上手に使って撮影していました。

旅のメンバーは研究室の学生と、今回のこちらの映画に出演頂いた「かげる」さんという女優さんと一緒に旅をしました。久しぶりに撮影しなくてよい旅は、何とも気楽な楽しい旅でした。

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夏の想い出

ほんの二週間くらい前の写真なのに、ずいぶん前に撮られたもののように感じる。とっても涼しそうで気持ち良さそうだ。撮影された映像が心のなかでセピア色に変化してから編集を始めると、自分の本当の想い出を紡いでいるような気分になるから不思議だ。尾藤先生もしのぶものぞみも、映画を抜け出せばみんな友達で仲良しだ…。

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脇田さんのことなど


写真、向かって左のサングラスを掛けた方が脇田さんです。今回の映画で始めてご一緒させていただきました。出演の衣装の相談をさせて頂いたとき「こちらで考えて作っていきますので一度ご覧ください…。」

ひとことだけそう言って衣装合わせと撮影に臨んだ。脇田さんは皆さんの知っているような有名な映画にも出演の経歴がある役者さんだ。普通プロの現場であれば、助監督が居て、メイクさん、スタイリストさん、持ち道具がいて、役や格好を作って行く。翻って自主映画や学生映画では必ずしもそうは行かない。自然、出演者に衣装協力頂いたりということが起こってくる。脇田さんはそういうことプロの段取りや常識も自主映画の事情も全部知っていて、ご自分ですべての上記の写真の登場人物を作り上げて頂いた。本番で見せて頂いて、衣装に関しても芝居に関しても何も言うことなしであった。(もちろんインディペンデント映画のようなものでは制作側から、ああしろこうしろなどと言う権利もあまりないが…。)

脇田さんは、人生のなかで「映画」というものを楽しんでいらっしゃるという印象を受けた。空撮を行うというメールを差し上げたときも(恐らくは)水割りでも片手に映画のことを想って、興奮して「空撮いいですね!」などとメールを返して頂いた。映画のことを真剣に考えてくださって本当にありがたいことです。

さて、実は映画のなかでは脇田さんには全然違う役どころをあと二役お願いしている。いずれもなかなか味のある役どころです。それがどんな風なのかは…公開の折にスクリーンで探してみてくださいね。

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ヘリによる空撮など

このところ、暑い中にも夏の終わりの気配を感じます。「気がついたら夏が終わっていた」そんな感じです。そして、このところ数年間は毎年夏の映画を冬に見ていることになります。普通、夏の映画は夏に公開されますが、個人的には冬に「夏に恋い焦がれながら」灼熱の季節の映画を見るのが好きです。わたしが天の邪鬼のせいでしょう。

ところで、今回の映画では株式会社ヒート様のご協力によりヘリに依る空撮を行いました。あのNHKのあまちゃんの冒頭の空撮を担当したチームだそうです。今回もとても素敵な青春の1ページ風の場面が撮れたように思います。また大学周辺のコンビニ店様のご好意により主人公達のコンビニのバイト風景も撮影させていただきました。本当にありがとうございました。

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次の企画

目の前の仕事をやるのも大切だ。しかし、常に次を考えたい。次回の映画の出演(またはボランティアスタッフ)を常に募集したい。今回もとても良い出会いがあった。次回のこちらの映画に興味をもたれた方は是非コンタクト頂きたい。企画が決まってからでは時間がないのだ。

次の企画を模索している。こちらは大学発の自主映画であっても次のような映画は撮りたくない。1.青春(恋愛)挫折もの。学生映画や自主映画の青春や恋愛は必ず挫折する。それはわざわざ映画で見なくても現実に誰でも見られるのではないか? 2.鉄砲もって走り回る映画(またはそれに準じるもの)スパイ(ギャング)映画ならハリウッドの方が良いものを毎年作ってくれるのではないか? 3.友達が出ているよ映画。学校内や近所で撮影された「友達」しか出ていない映画。撮影に汗を流さない映画、苦労しない映画の画面は総じて吸引力を生まない。

ちなみにハリウッド映画も爆発ものとそれ以外に区分される(これは私の持論ですが…)爆発ものは映画のラストで敵の秘密基地や爆弾が派手に爆発する(橋の崩落や雪崩や、その他爆発的なものも含む)また、それに至る途中で主人公は素敵な美女(あるいは美男)と冒険のなかで喧嘩してから最後に恋におちる。見ていて面白いが映画館から出て、三歩あるくと忘れてしまう。あるいは、それがなんというタイトルの映画だったか、数ヶ月するとどれがどれだかわからなくなってしまう、そう言う映画。

もちろん爆発もの以外の映画も玉石混合ではあろう。しかしながら、定石や常識から外れた映画こそが、その映画を作らざるを得なかった作者や関係者の熱気をはらんでいる可能性を感じずにはいられないのである。もちろん、私がへそ曲がりだからそう思うのである。

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はなこさんからのメール

写真中央がはなこさんです。メイク協力頂いているラボーテさんのスタッフです。今日は、はなこさんからのメールを紹介いたします。内輪受けで手前味噌なのは重々承知しておりますが、それらを差し引いてもモノ作りにかける姿勢という意味で、私も学生も学ぶべきものがあると考え、ご本人の了承を得て原文のまま掲載させていただきます。以下。
栗原先生

この2週間本当に本当に
お世話になりました

お疲れ様でした!

今回撮影が始まるまで
正直、色々と迷いがありました

どう決断するべきか
本当にわからず

この2週間の撮影が
始まる前までは毎日
悩んでいました

ですが
撮影が始まり初日で
その悩みや迷いもなくなり
毎日120%の気持ちで
現場に入らせていただいていました

撮影中は私も
いっぱいいっぱいで
学生スタッフの皆には
言い方がきつくなってしまったことが
度々あったことを本当に反省しています

そんな私にいつも
気をつかってくださったり
助けてくれた名市大のみんなのことが
本当に大好きです

名市大さんの夏の撮影は

みんなで作るものづくりの
楽しさ素晴らしさを
たくさん感じさせてくれます

終わるのがこんなに
寂しい現場他にはありませんよ…

そんな撮影に
携わらせていただけたことを
本当に幸せに思っています

栗原先生
今年の夏の素敵な思い出を
ありがとうございます

毎日が充実感でいっぱいで
全然疲れませんでした!!

この2週間のみんなの成長に
負けないぐらい
私もまた明日からお仕事頑張ります!

栗原先生
お伝えしたいことは
まだまだたくさんありますが
キリがないので今日のメールは
ここまでに致します

また
是非聞いてください!

まだ撮影は11月にありますので
またこのチームで集まれるのを
楽しみにしています

この素敵な2週間の
撮影チームに入れたことを
心から感謝しております

本当に本当にありがとうございました

では
おやすみなさい

ヘアメイク
貝谷華子

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本日の中日新聞朝刊(8/27/2013)

みなさま。本日の中日新聞の朝刊に映画制作の様子が掲載されました。楢崎先生の勇姿と窪寺カメラマンの姿がまぶしいです。演劇部のみなさんの勇壮な飛び込み準備の姿勢もかっこいいですね。コメントには加藤君や小林君や松本君のインタビューが掲載されています。購入希望の方は名古屋周辺のお近くのコンビニ、駅のキオスク、新聞販売店などでお求めください。

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